四国あるき遍路  ☜ 🚶 38 日目

四国あるき遍路 ☜ 🚶 38日目 平成25年4月6日(土)

78番郷照寺 ハ十場 79番天皇寺 80番国分寺 81番白峯寺

☆☆

平成25年4月6日(土)
88箇所四国あるき遍路38日目  
Shikoku pilgrimage 88 and bangai 20
平成25年4月6日は民宿でぐち〜77番道隆寺裏の信号〜78番郷照寺〜八十場の水〜79番高照院天皇寺)〜80番国分寺〜81番白峰寺かんぽの宿坂出まで28.5km
☆☆
民宿でくち荘〜77番道隆寺(打戻車)5:53〜78番郷照寺7:22/7:58〜八十場の水9:16〜79番高照院9:38/9:57〜山下うどん(昼食)11:05〜80番国分寺11:43/12:00〜81番白峯寺10:10/14:44〜かんぽの宿坂出15:00 歩行距離28.5km  歩数42,979歩
☆☆


きゅうべやとローソンで昨夕買って置いたパンとミカンと飲み物で朝食をとる

民宿でぐちの車で77番道隆寺の裏門の多度津町北鴨の信号まで送ってもらい、78番郷照寺へと少し歩き北鴨信号を振り返った、左奥は道隆寺の大師堂   05:53

谷川商店の前の道を78番郷照寺へ   05:53

中津町で金倉川を渡り県道21号線を東へ、丸亀市南条町の丸亀城乾の遍路小屋うちわの骨に見えるがうちわが名産かな?  06:28

県道21号さらに東へと歩くと郷照寺の道路標識  06:28

道は県道33号と変わる  06:29

丸亀の県道33号線、京極通り   06:32

土器川蓬莱橋を渡る  06:46

県道33号が県道194号の高架下を通った後右手の地蔵堂裏の道を歩いて行くと宇部夫階(うぶしな)神社下鳥居前で六差路にでる鳥居正面のへんろマークの道を歩く 07:20

四国一えんま大王像の瑞泉寺手前露地を進むと78番郷照寺口へ到着する   07:22
☆☆


平成25年4月6日(土)
78番郷照寺 ( Butsukouzan Goshoji, 78th of Shikoku 88 )
H24m
第78番札所 佛光山 郷照寺 (ぶつこうざん ごうしょうじ) 
本尊  阿弥陀如来 (あみだにょらい)
真言  「おん ありみた ていせい から うん」
開基  行基菩薩
宗派  時宗
御詠歌 おどりはね ねんぶつとなふ どうじゃうじ ひょうしをそろへ かねをうつなり
所在地 香川県綾歌郡宇多津町字山下1435番地
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☆ 宇多津の町へ入ると右手青野山の麓に郷照寺がある。霊亀年間(七一五〜一七)行基菩薩によって開創され、仏光山道場寺と名づけられ、ご本尊の阿弥陀如来行基菩薩の作という。後に弘法大師が留錫して荒廃した伽藍を改築し霊場に定めた。やがて理源大師や道範阿闍梨が寺にとどまり、後に一遍上人が伽藍を再興した。天授年間より子院七ヵ寺を有して盛んであったが、元亀、天正の兵火で焼失した。その後伽藍は復旧し、文化二年(一八〇五)には藩主が病気平癒を祈願し、それが成就したので大書院を建立し、四石の保護料を寄進したという。寛永年間には時宗に改められている。急な参道を登りつめたところに本堂があり、さらに坂を登ると大師堂。この手前には万躰観音を安置した洞窟がある。一方、本堂近くの庚申堂にまつられた青面金剛は病魔を除くに霊験あらたかと地元の人や遍路が信仰している。参道入口の地蔵餅は大きくてうまいので、遍路に人気がある。☆ (四国ネットより)

78番郷照寺の山門  07:22

78番郷照寺の大師堂  07:40
ここに来て強風と叩きつけるような雨が降り出した

78番郷照寺の大師堂拝殿  07:40

78番郷照寺の大師堂からの本堂、向こう側が納経所   07:40

78番郷照寺大師堂横の境内   07:40

78番郷照寺大師堂を横から   07:40

78番郷照寺大師堂横の境内   07:40

78番郷照寺大師堂横の境内   07:41

78番郷照寺の納経所   07:41
納経所で納経を済ませてザックからレインウエアを出しバタバタと強風で音を立てるレインウエアをなんとかし着込んだ。団体の遍路が上ってきて「こりゃ〜すごい風じゃ」

78番郷照寺納経所右前の庚申堂  07:41

78番郷照寺の客殿本坊   07:42

78番郷照寺の本堂と庚申堂  07:42

78番郷照寺の本堂と庚申堂  07:53

78番郷照寺の鐘楼  07:58

78番郷照寺の手水舎  07:58


78番郷照寺を出て右へ川を渡り歩いてゆくと電柱のへんろマークの右に山田のうば車とありますが今でも有効な看板でしょうか?  08:07
道は線路の下を通って県道33号に合流して東へ進む、高速手前から坂出市に成る高速の手前右斜め国民旅館松竹の左前にポストがありへんろ道は高速下の田尾坂公園前を
抜けると本街道と表示のある道を歩き金山局を過ぎ橋を渡り、喫茶わかたけ、山下オートの右前方のへんろ道へ入る

線路と並走する水路沿いの道を歩いてゆくと踏切があり渡る、そのまま歩いてゆくと八十場の水に到着  09:16

「あの水はのめますか」と茶店のお姉さんに聞いたら「雨水がはいっとるけんようないでよ」桜の花が散り水面に広がっておりました。  09:16

八十蘇場の清水の説明板  09:16

八十蘇場の清水とところてん茶店  09:17

前には創業200年のところてん屋がありました  09:17

79番霊場道しるべ   09:17

ほどなく境内へ入る  09:19
☆☆


平成25年4月6日(土)
79番天皇寺 (Kinkazan Koshoin Tennouji, 79th of Shikoku 88 )
H21m
第79番札所 金華山 高照院 天皇寺 (きんかざん こうしょういん てんのうじ)
本尊  十一面観世音菩薩 (じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
真言  「おん まか きゃろにきゃ そわか」
開基  弘法大師
宗派  真言宗御室派
御詠歌 じょうらくの うきよのなかを たづぬべし てんのうさへも さすらひぞある
所在地 香川県坂出市西庄町字八十場1713番地2
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☆宇多津から坂出の市街へ入ると右に金山があり、その麓に日本武尊ゆかりの泉がある。八十八の水とも八十場(矢蘇場の水)ともいわれ、弘法大師がこの泉の附近を巡錫中に霊感を得て、近くの霊木で十一面観音像と阿弥陀如来愛染明王を刻み、堂宇を建てて安置した。また、大師は薬師如来を刻んで八十八の泉の水源に安置し、八十八の水をもって閼伽井とし、秘法を修されたが、山の鎮守金山権現があらわれ、それに舎利を感得したのでこれにちなみ金華山摩尼珠院と号した。これが寺のはじまりで、後の保元の戦乱で寺は焼失し、近くの高照院を移し再建したことから高照院とよばれるようになった。長寛二年(一一六四)この寺におられた崇徳天皇が歌会へ出席の途中亡くなられ、二十一日聞八十八の泉に仮安置され、やがて白峰山で茶毘にされた。それからは天皇寺ともいわれ、崇徳天皇をまつる白峰宮別当に任じられた。現在寺は白峰宮の手前にある。 ☆ (四国ネットより)

白峰神社 白峰宮   09:20

79番高照院天皇寺)の本堂  09:38

79番高照院天皇寺)の大師堂  09:38

79番高照院天皇寺》の本堂  09:38

79番高照院天皇寺)の境内  09:39

白峯宮、79番高照院天皇寺)の門柱  09:57

79番高照院天皇寺白峯宮の赤い鳥居   09:57

79番高照院天皇寺白峯宮の赤い鳥居   09:57


79番高照院天皇寺)門前から80番国分寺への道しるべ  09:57 直進して線路で右へ国道11号を越えて線路沿いに歩き県道180号で踏切を越え

県道33号を右折鴨川駅前から綾川を綾川橋で渡る(鴨川駅方向を振り返る)   10:24

綾川橋からの綾川  10:24

綾川橋を渡る  10:24

綾川橋周辺 10:26

綾川橋を渡るすぐに右折して堤防の道へ 10:26

山下うどん店で、大盛りざるうどん350円+ジャコ天、竹の子天、丸天で300円 10:48 ここもひっきりなしに客の入ってくる綾川の堤防脇のうどん店でした。さすが讃岐うどん腰があって美味しくしかも安い(どこも普通盛りは150円が相場でした)

綾川の堤防横、国道11号脇にある坂出市加茂町の山下うどん店   11:05

国道11号脇にある坂出市加茂町の山下うどん店   11:05

山下うどん店を後に80番国分寺へ   11:05

堤防からの道を歩いてゆくと水門の所にへんろマークは2方向に貼られていた
左折して国道11号下から出たところを右へ上がった   11:07

国道11号を少し歩く   11:11

北前谷で道しるべに従い国分寺方面へと左折  11:26

80番国分寺への道  11:29

80番国分寺への道  11:29

国分寺門前でこの日から春のお接待を始められ休んでくださいとお茶を頂いた  11:43 香川の88箇所パンフレットも奨められたが「荷物になりますので」とお断りした。
☆☆


平成25年4月6日(土)
80番国分寺 ( Hakugyuzan Kokubunji, 80th of Shikoku 88 )
H34m
第80番札所 白牛山 国分寺 (はくぎゅうざん こくぶんじ) 
本尊  千手観世音菩薩  (せんじゅかんぜおんぼさつ 行基菩薩作)
真言  「おん ばざらたらま きりく そわか」
開基  行基菩薩
宗派  古義真言宗御室派別格本山
御詠歌 くにをわけ のやまをしのぎ てらでらに まいれるひとを たすけましませ
所在地 香川県高松市国分寺町国分字上所2065番地
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☆ 国分の町へ入り国道から左へ折れて仁王門を入ると右に七重塔跡があり、十五個の礎石が残り、いまは石造の七重塔(鎌倉時代)が建っている。この前にある銅鐘(重文)は奈良時代の鋳造。大蛇の伝説や高松城の時鐘の伝説で知られた古鐘である。正面の本堂の前は金堂跡で三十三個の礎石がある。橋を渡ると創建当初の講堂跡に建てられた本堂がある。九間四面の入母屋造り、本瓦葺きで鎌倉中期の建築といわれ天正の兵火にも免れ、堂内にご本尊の千手観世音が奉安されている。縁起によれば、天平十三年(七四一)聖武天皇の勅願によって行基菩薩が開基しご本尊を刻まれた。後に弘法大師が留錫して尊像を補修され、霊場に定められた。ご本尊は一木造りの高さ五・二㍍の立像で、裳には牡丹の絵模様や円形の散らし模様が描かれ、お顔には髪や毛を墨で描き、唇には朱が施されている。大師堂は多宝塔形式で、堂内で休息もでき、千体地蔵が安置され、納経所にもなっている。☆ (四国ネットより)

80番国分寺の山門   11:43

80番国分寺の山門   11:44

80番国分寺の山門   11:44

80番国分寺山門から境内への参道  11:44

80番国分寺山門から境内への参道  11:44

80番国分寺の鐘楼   11:45

80番国分寺鐘楼横の石仏と丁石  11:45

80番国分寺の本堂   11:47

80番国分寺の手水舎  11:56

80番国分寺本堂と手水舎   11:57

80番国分寺池の地蔵と七福神石像   11:57

80番国分寺の手水舎   11:57

80番国分寺の本堂   11:58

80番国分寺の縁結び社   11:58

80番国分寺の池には弁財天と七福神石像  11:58

80番国分寺の境内  11:59

80番国分寺大師堂霊拝殿への中門   11:59


80番国分寺から81番白峰寺の山を目指します  12:49

80番国分寺から81番白峰寺の山道   12:49

道脇の岩肌  12:49

少し上ってきました   12:56

81番白峯寺へんろ道途中からの景色  13:10

81番白峯寺へんろ道途中からの景色  13:10

81番白峯寺へんろ道途中からの景色  13:10

山の下側は自衛隊の演習場上りはあとまだだいぶあります   13:11

81番白峯寺へんろ道途中からの景色  13:16

81番白峯寺へんろ道  13:17

81番白峯寺へんろ道  13:17

81番白峯寺へんろ道途中からの景色 13:21

81番白峯寺へんろ道途中からの景色 13:21

81番白峯寺へんろ道途中の修行大師まで上ってきました   13:23

山の峰峠で180号線に合流  13:27

一本松跡に立つ道しるべ   13:27

82番根香寺ほ方向    13:28

80番国分寺から上ってきたへんろ道から81番白峯地へ   13:28

山の峰は桜が咲いていました 13:31

山の峰は桜が咲いていました 13:31

山の峰は桜が咲いていました 13:31

山の峰は桜が咲いていました 13:31

180号線からへんろ道みちしるべ  13:54

180号線からへんろ道に入り進むと白峰寺への道しるべ   13:56

81番白峯寺の灯篭   13:59

81番白峰寺の結界ポイントの摩尼輪塔と下乗石(全ての者は乗り物から降りる事)  14:04

81番白峰寺へんろ道   14:05

81番白峰寺へんろ道   14:06
☆☆


平成25年4月6日(土)
81番白峯寺 ( Ryoushouzan Shiromineji, 81st of Shikoku 88 )
H284m
第81番札所 綾松山 白峯寺 (りょうしょうざん しろみねじ)  
本尊  千手観世音菩薩  (せんじゅかんぜおんぼさつ 智証大師作)
真言  「おん ばざらたらま きりく そわか」
開基  弘法大師
宗派  真言宗御室派
御詠歌 しもさむく つゆしらたへの てらのうち みなをとなふる のりのこえごえ
所在地 香川県坂出市青海町2635番地
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☆ 白峯は俗塵から離れた静寂な霊域で五色台(青、赤、白、黒、黄峰)の西にあり、崇徳天皇の御陵があることで知られている。参道途中には弘安と元享の銘の刻まれた崇徳天皇の二基の供養石塔がある。高麗門形式の七棟門を入ると、茶堂、御成門、勅使門があって門の中には客殿、庫裡、納経所がある。さらに左へすすむと宝物館や不動堂、宝庫などの建物が並び、正面が勅額門、ここを入れば崇徳天皇の廟所・頓証寺殿である。本堂は勅額門の手前からの石段を登りつめたところにある。はじめは弘法大師が登山して宝珠を埋めて閼伽井を掘られ、後に智証大師が山の鎮守から霊地であることを告げられ、智証大師は瀬戸内海で異香を放つ流木を引きあげて千手観世音を刻まれ、ご本尊として安置した。本堂は再三火災にあい、現存の建物は慶長四年(一五九九)高松城主生駒近規の再建。崇徳天皇をまつる頓証寺と勅額門は延宝八年に松平頼重が再建した。☆ (四国ネットより)

81番白峰寺の山門   14:10

81番白峰寺の大師堂  14:30

81番白峰寺の大師堂  14:30

81番白峰寺の本堂   14:30

81番白峰寺の本堂   14:30

81番白峰寺阿弥陀堂   14:31

81番白峰寺の大師堂  14:31

81番白峰寺本堂前から石段を下る  14:32

81番白峰寺の鐘楼14:33

81番白峰寺の石段を下る   14:33

81番白峰寺本堂から石段下から   14:33

81番白峰寺の薬師堂   14:33

81番白峰寺勅使門   14:34

81番白峰寺勅使門奥の頓証寺殿   14:34

石段下からの鐘楼  14:34

81番白峰寺の手水舎  14:34

81番白峰寺護摩堂(納経所)  14:42

81番白峰寺の山門(七棟門)   14:43

81番白峰寺山門前   14:44


県道180号線からの坂出市内と瀬戸大橋遠望  14:57

県道180号線からの坂出市内と瀬戸大橋遠望  14:57

県道180号線からの坂出市内遠望  14:57

かんぽの宿坂出到着    15:00 かんぽの宿の朝食時間は遅いので売店で朝食代わりになるものをと探したがみやげ物以外は無かったカップめんとか尋ねても無し、カウンターで 「早発ちするので朝食用におにぎり弁当できますか」 と聞いたが 「そんなことはしていません」とあっさり、くる途中に白峰パークセンターが有ったので電話してみたが不通、かんぽの宿に聞いた番号でも不通直接歩いて行って来た、「冬場は客が無いのでレストラン営業はしてません、パーキングの方も客がいないので仕舞うところです」とパートのおじさん事情を話すと 「私らの食べる冷凍の炊き込みご飯なら有るので電子レンジで加熱してあげましょう」とおじさんが熱々にしてくれ御代を200円支払った。(売り物で無いのに便宜を払って頂き有難うございました)

かんぽの宿坂出の夕食  18:09

うどん鍋   18:09

ジャコ飯、天婦羅、あら炊き   18:09

イカの塩辛、茶碗蒸し、刺身、佃煮と奈良漬け  18:09 遍路客がランドリーk−ナーのドライヤーで大量の洗濯物を回していた聴くと3日分だという私のをみて「洗濯物すくないですな〜」と不思議がられ「毎日洗うのでこれだけです」と答えたあれだけの着替えを背負って歩くのは大変だろうな〜と感心しました。