バナナの栄養価と保存方法

バナナが「ミラクル・フルーツ」と呼ばれる理由の第一は、その優れた栄養バランスにあります。
特にミルクと合わせると、私たちの健康維持に必要な、すべての栄養素を、まんべんなく
摂取することができると言われてます。
バナナは食欲のない人やスポーツをする人には糖質が多く含む食品なのでエネルギーに変える
速度が速い為に栄養補給にうってつけだと言う事なのです。
この時期はスーパー等でバナナの安売りを買って来ても室温が高すぎ食べきる前に黒い斑点
シュガースポット)が出来てやわらかくなってしまいます(=おいしく感じない)。
そのまま袋に入れ冷蔵庫の野菜室に保存しても風邪引き状態になりあまり長持ちはしません。
バナナを長持ちさせる方法を色々とためした結果、一本ずつ新聞紙一枚で個別に包み
ビニール袋に入れて空気を抜いて袋を閉じ冷蔵庫の野菜室に保存すると新鮮な状態が
保てました。
この方法は新鮮なうちに食べれるのでどのくらいの期間まで新鮮さが保てるかまではテストは
しておりませんが興味のある人はチャレンジをしてみてください。
私はコーンフレークにバナナとキウイの小口切りにミルクをかけて頂いております。

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バナナの思い出
小学校低学年の頃、父の自転車の後ろに乗って鴨島の菊人形を観に行くことになった。
同行は別の自転車に兄二人が相乗りし2台一緒に出かけた。
市場から学への吉野川には当時まだ渡し舟が運航しておりそれに乗って吉野川を渡ったが
川の中ほどで風が急に強く吹き長兄の学生帽が川面に落ちた、瞬時に船頭が棹で拾い上げて
くれた事を思い出した。
鴨島で菊人形を観ての帰り商店街でバナナを見つけて親父にねだって買ってもらったが
太くて大きいので口に入りきらず一本の半分も食べられなかった、
「食えもセンのにバナナ欲しいと頼むな」と兄に叱られたが親父はそばで笑っていたと言う
想い出がバナナにはあります。

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以下はWebのバナナで栄養価を知るより引用しました

バナナは栄養価に富んだ素晴らしい果物ですが、どの辺が素晴らしいのかを分かっている人
は多くは無いはずです。なにげに知っているけども詳しく知らないバナナの成分。
バナナの成分でまず注目したい点は、糖質です。 バナナに含まれる糖質はブドウ糖、果糖、
ショ糖、でんぷんが主です。 糖質は3大栄養素の1つでもあり、脂質よりも速やかに
エネルギーが燃えるのが特徴であり、
もうひとつ脳のエネルギーとなる【ブドウ糖】のもこの糖質なのです。だからこそ、
マラソンランナーの栄養補給として効果的でもあるのです。

栄養学的詳細 【糖質】
糖質は炭素、水素、酸素から構成される化合物であります。
それ以上に分解できない最小単位を単糖、単糖が2個から10個繋がったものをオリゴ糖
単糖が多数結合したものを多糖と言います。
単糖は大きく分けてグルコースブドウ糖】、フルクトース【果糖】、マンノース、
ガラクトース
オリゴ糖は、スクロース【ショ糖】、ラクトース【乳糖】、マルトース【麦芽糖】多糖には、
グリコーゲンやでんぷん

上記のように、様々な糖類がある中でもバナナはそれらほとんどを含んでおります。
その次にバナナにはカリウムを豊富に含んでおります。 カリウムは体内のナトリウムが
過剰になるとその排泄を促します。 ナトリウムを排泄すると言う事は、血圧の正常化に
役立つと言う事です。

栄養学的詳細 【カリウム
カリウムはミネラルの中の一部です。
ミネラルとは5大栄養素の中に入っており、酸素・炭素・水素・窒素などの生体を構成する
元素を除いたすべての元素の総称です。
酸素・炭素・水素・窒素は生体の全質量の96パーセントを占めており、残りの4パーセントが
ミネラルなのです。
その中でも、生体の維持に必要なミネラルは16種類あるとされ、そのうち1日の摂取量が
100mg以上のものをマクロミネラル、それ未満をミクロミネラルと言います。
カリウムはマクロミネラルに入っております。
働きとしては、カリウムの98パーセントは細胞内に、残りの2パーセントは細胞外液に存在
しており、エネルギーの代謝、細胞膜の輸送、細胞内外の電位差の維持、細胞内液の浸透圧、
pHの維持などに関与しています。

次にバナナに含まれる成分でビタミンB6が注目です。
特にこのビタミンB6はタンパク質の代謝を助ける役割があります。 タンパク質は体を
構成する大切な物質です。そのタンパク質をたくさん摂ってもビタミンB6が
欠乏していれば、必要な所にアミノ酸が行き渡らずに様々な影響を及ぼします。
皮膚の新陳代謝が悪くなり、肌荒れ、湿疹などが起こりやすくなります。
女性ホルモンの分泌がアンバランスになり、月経前症候群を引き起こす事もあります。
ビタミンB6は動脈硬化の元凶となるホモシステインというアミノ酸の分解を促し、
血管を守る働きもします。

【ビタミンB6】
ビタミンB6は水溶性のビタミンで、穀類を中心とする食物全般から摂取するほか、
腸内細菌でも合成される。アミノ酸代謝神経伝達物質の産生に関与している。
通常の食生活では欠乏症はほとんどみられないが、抗生物質を長期投与すると、
腸内細菌による合成が抑制されて、欠乏症になる可能性がある。