爪白癬(爪水虫)

爪白癬(つめはくせん=爪水虫)とは
カビの一種である白癬菌(はくせんきん)の感染により
爪甲が肥厚、白濁、剥離等する難治症の疾患。
治療方法、通常は薬剤が浸透しにくい部位であるため、外用では治療困難であり、
今までは唯一有効な治療法は抗真菌薬の内服療法のみである。
しかしながら、内服薬での有効率は平均75%程度といわれており、
治療にも6か月〜1年程度必要であることも稀ではない。
抗真菌薬の内服薬は肝臓機能障害、血液疾患などの副作用が起こることもあり、
定期的な血液検査を行う必要がある。
また、他の内服薬剤との相互作用、併用禁忌等の問題もあり、投薬中止や
投薬不可となる症例も数多く経験される。


昨年6月、瞼に出来たイボの治療に皮膚科へ行き液体窒素による治療をした。
イボは数回の液体窒素治療で治った。 その皮膚科の待合に爪白癬(つめはくせん)
の小冊子があって皮膚科の医師に相談し足の爪を見て貰った
爪の白い部位を培養してマイクロスコープで爪白癬(つめはくせん)を確認
この時、足の親指の爪生え際まで白くなっていた。
治療方法の説明を受け、血液検査を都度行いながら抗真菌薬の内服療法がはじまった
7か月間、抗真菌薬 ネドリール錠125mg の内服療法の結果、本日の検診で
完治が確認されました。