逆打ち 🚘 10 一宮寺

四国霊場逆打ち車遍路 🚘 10 一宮寺

☆☆

2016.10.26(水) 
四国88ヶ所、83番札所一宮寺

84番札所屋島寺から高松南高校横の一宮寺駐車場に到着し西門へ

西門から寺の境内を通って東側の仁王門脇から一度外に出て、遍路マナーに従い一礼し仁王門から入山

2016.10.26(水)
83番一宮寺 ( Shingouzan Ichinomiyaji, 83rd of Shikoku pilgrimage 88 ) 
EL+37m
第83番札所 神豪山 一宮寺 (しんごうさん いちのみやじ)
本尊  聖観世音菩薩 (せいかんぜおんぼさつ 伝、弘法大師作)
真言  「おん あろりきゃ そわか」
開基  義渕僧正
宗派  真言宗御室派
御詠歌 さぬきいち みやのみまへに あふぎきて かみのこころを たれかしらゆう
所在地 香川県高松市一宮町字宮西607番地
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高松郊外にあり周囲が住宅化してゆく中で一宮寺は古い姿をとどめている。縁起によれば、大宝年間(七〇一〜三)に義渕僧正が開き、はじめは大宝院と称し、法相宗に所属していたが、諸国に一宮が建てられたとき、行基菩薩が堂塔を修築し、田村神社の第一別当職となり、寺号も一宮寺に改められた。大同年間(八〇六〜一〇)に弘法大師が留まり、聖観音像を刻んで安置し、本尊とした。後に兵火にかかり、第二別当職にあった弥勒寺と末寺は没収されたが、一宮寺は残った。しかし長曽我部元親の兵火で堂塔は灰燼に帰し、憎宥勢によって再興された。延宝七年(一六七九)には、高松城松平頼重により田村神社別当職を解かれ、神仏は分離するのである。現在もこの名残りをとどめ、仁王門の前は神社の境内地。本堂右に大師堂と庫裡・納経所があり、左に宝治元年(一二四七)建立の三基の石の宝塔がある。一宮御陵とよばれ、孝霊天皇百襲姫・五十狭芹彦命のものという。 (四国ネットより)

納経所で宝号印を納経帳にお納経、本尊御影と平成28年閏年参拝記念の散華を頂きました

一宮寺の仁王門

一宮寺の仁王門の仁王像

一宮寺の仁王門の仁王像

仁王門からの参道正面に見えるお堂は一宮寺の本堂

仁王門を入って左側に鐘楼があり、正面の手水舎の脇、楠の木の根元に
薬師如来の祠があります

薬師如来縁起
昔むかし、この寺の近くに、意地悪で病気がちなおばあさんが住んでいました。ある日近所の人から 「このお寺には地獄の釜の煮えたぎる音が聞こえる祠があって、悪い事ばかりしている人が頭を入れると抜けなくなる」 と言う話を聞きました。そこで、おばあさんは 「そんなことなないだろう」 とためしに頭を入れてみたのです。するとたちまちとびらが閉まり、下の方からゴォーーッと言う地獄の音が聞こえてきました。おばあさんはあわてて頭を抜こうとしましたが、どんなに力を入れても抜けません。とうとう怖くなり 「今までのことは許してください。もう意地悪はしません」 と涙ながらに何度も頼むと、とびらは開き、頭がすっと抜けました。それからというもの、心を入れ替えたおばあさん、からだもすっかり元気になり、近所の人とも仲良く暮らしたということです。この祠はお大師さまが、うつくしい心とすこやかな体を授けるために、つくられたのかもしれません。

地獄の釜の煮えたぎる音が聞こえるという薬師如来、石の祠

地獄の釜の煮えたぎる音が聞こえる祠で、薬師如来にお祈りしてからそっと頭を入れてみる

地獄の釜の音は聞こえず、とびらも閉まらず無事に頭はスッと抜けました

手水舎の左手に3基の石塔がありました

左本堂、右は大師堂

一宮寺の大師堂

一宮寺の本堂、石塔、手水舎

一宮寺の大師堂を横から

一宮寺不動明王立像

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2013 あるき遍路ブログ記事はこちらから 
boianuf.hatenadiary.com
2014 くるま遍路ブログ記事はこちらから 
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四国88ヶ所、83番札所一宮寺から別格20霊場、19番札所香西寺

83番一宮寺から別格20霊場19番札所、香西寺へのルート (10.7km)/22分
駐車場から信号(歩道橋)まで戻り (350m)/1分
左折して県道12を (2.8km)/6分 西へ
右折して県道178へ(郷東の表示) (4.4km)/8分
大林病院・鬼無の表示のある交差点を左折 (1.3km)/2分
右折して県道33(香西の表示) (650m)/1分
うどん屋「ねっこ」前に(香西寺の表示)あり左側を直進し県道177 (650m)/2分
信号を左折(香西寺の表示) (400m)/1分
タバコ屋の角を左折(香西寺入り口の表示)参拝者の車は香西寺の山門から駐車場へ



香西寺お参りの前に昼食、高松市鬼無町是竹の讃岐うどん 「ねっこうどん鬼無店」

香西寺へは店の駐車場横から斜めに入る細い道(軽自動車OK)から行ける

「ねっこうどん鬼無店」 のうどんメニュー

この日の昼食は讃岐うどん

ぶっかけおろしうどん270円、野菜のかき揚げ、ちくわのてんぷら

大盛りのざるうどん370円、たこの唐揚げ
揚げ物3品で210円と財布にエコノミーな昼食でした。