離島ミステリーツアー 2

久米島
2016年1月15日、離島ミステリーツアー、
久米島の最初は国指定天然記念物樹齢250年余の琉球松 
「五枝の松」(ごえのまつ)

左端の久米島空港からバスは二手に分かれ1号車は久米島博物館へ先行、
2号車は 「五枝の松」(ごえのまつ)へと言うように別れて移動する、
ミステリーツアー客60名が一カ所に集中しないよう配慮されていた。

駐車場から見える 五枝の松(ごえのまつ)

駐車場から道を下る途中の木陰の下に水を湛えた共同井戸(ウフガー)
があった

ウフガーの説明版によると
この井戸はウフガー(産川)と呼ばれ、水道が普及する前までは
生活用水として近隣の住民に利用されていました。
ウフガーと言う名の由来は、昔はこの水を産湯にも使ったことから
きています。井戸の上には琉球竹を立てかけて屋根を作り、
枯葉などが入らないようにして、きれいな水を守っています。

「五枝の松」(ごえのまつ)

「五枝の松」(ごえのまつ)石碑 1

「五枝の松」(ごえのまつ)
現在の松は、上江州家の記録によると、1839年(天保10)に植えられた
2代目。塩害の危機に瀕した時も、樹医による治療や根回りの土を
踏み固めないように囲い伊平屋島の念頭平松と並ぶ沖縄を代表する
樹齢約250年のリュウキュウマツの名松。

「五枝の松」(ごえのまつ)の説明版
久米の五枝のマツは、高さが6m、幹の周りが4.3m、
枝が地面を覆う面積は250㎡にも及ぶリュウキュウマツです。
18世紀初頭、土帝君(どていくん=農業の神)を祭ったときに、
この地に植えられ現在に至っています。根が石を枕に地面に広がり、
枝が波打つように地をはうその美しさは、天下随一といわれ、流歌にも
その美しさが歌われています。
 (今マツの呼称を ごえのまつ に統一しているとガイドさんの説明でした)

スロープに生えている「五枝の松」(ごえのまつ)

スロープの下側からの「五枝の松」(ごえのまつ)

「五枝の松」(ごえのまつ)石碑 2
歌碑に 「久米の五枝[ごえ]の松 下枝ど枕  思童無蔵や 我腕まくら」
歌意は「久米の五枝の松は下枝を枕にしているが、愛しい彼女は私の腕を枕に
寝る」と言うことです。
久米島町字上江洲[うえず]にある名木「久米の五枝の松」を讃えた
歌碑の写真取り忘れた。

土帝君(どていくん=農業の神)の祠と大きく育った「五枝の松」
(ごえのまつ)、今はサトウキビ栽培が盛んな島ですが、以前の久米島
豊富な水で稲作が盛んであったと言う

四方に枝を伸ばしたリュウキュウマツ

土帝君(どていくん=農業の神)祠までの参拝遊歩道

リュウキュウマツの葉

五枝の松の横には小川があり久米島蛍の生息地との説明版もありました。