長弓寺初不動

1月28日は長弓寺、円生院不動堂で「初不動」の護摩焚きがありました。
護摩焚きは午前2座、午後も2座の4座行われ大勢の参拝者がお参りに来ます。
玄関の上からお札と御幣を外して、3座目の護摩焚き祈願に行ってきました。
古いお札はお寺の玄関に供えられた箱に納め、靴を脱ぎお寺に上がります
初不動受付で名前を告げます。(護摩焚き祈祷申し込みと祈祷料は前もって
支払ってあるので、受付では名前を言う)
受付が済んだら、座敷で護摩木(200円)に願主と数え年、裏に願い事を書く
お寺から抹茶と茶菓子が接待された後、護摩焚き時間が近づくと不動堂に移動
8名の僧侶と護摩焚きをする円生院の住職(息子と同級生)が入堂して
般若心経を唱えながら護摩焚きが行われました。
護摩木は願主、年齢、願い事を読み上げながら護摩の火に投入していました。

真弓長弓寺の本堂

長弓寺

初不動の護摩焚きが行われる、長弓寺円生院

長弓寺円生院の参道と山門

護摩焚きの後は2階座敷に移動し、毎年神戸から初不動に来る僧侶の法話、
「皆さんそれぞれに願い事があって御参りに来られていますが、必ずしも
仏さま、お不動様にお祈りしたからと言ってすべての願いがかなうわけでは
ありませんが、少なくとも傍らで見守ってはくれます」と言う内容で始まり、
「一生懸命に努力することそれは良いのですが、他人と比べどうこういう事は
考えない方がよい、人それぞれに良いところはあるんです」と話され、
テレビドラマ「あさがきた」、フランスの風刺画事件から始まったテロ、
日本では考えられないような事件が相次いで起こっており、海外にも大勢の
日本人が住んでおられるが、最後は皆さん日本に帰ってきたいと望まれるという
これが本当の メイドインジャパン (冥途は日本で) 爆笑し終わり。
法話の後に護摩焚き祈祷したお札、御幣と紅白のお餅をいただきました。
お札、御幣を参拝者に配り終わるとお餅の入ったぜんざい(善哉)と塩昆布に
お茶の接待があった。 食べ終えたら階下でくじ引きがあり、今年は修正テープと
小さなハンカチを貰って帰りました。

長弓寺本堂から円生院の不動堂

不動明王護摩焚き祈願したお札と御幣は玄関の上にお祀りし
1年間無事に過ごせるよう見守ってもらいます。