F社のニュースリリースに以下のお知らせが載っておりました。
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弊社の創業者であり取締役相談役の船井 哲良が平成 29 年7月4日、90 歳にて永眠いたしました。 ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。 なお、通夜及び告別式は親族にて執り行われる予定です。 後日、「お別れの会」を執り行う予定です。詳細は決まり次第改めてお知らせいたします。
記
氏 名 船井 哲良(ふない てつろう)
生年月日 昭和2年1月24日(90歳)
逝去日 平成29年7月4日 午後4時07分
<略歴>
昭和 26 年4月 船井ミシン商会創業
昭和 27 年 12 月 株式会社船井ミシン商会代表取締役
昭和 36 年8月 当社設立代表取締役社長
平成 20 年6月 当社会長
平成 26 年 10 月 当社代表取締役会長
平成 28 年6月 当社取締役相談役
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2017.07.05 11:34 日経新聞 電子版
船井電機創業者で、取締役相談役の船井哲良(ふない・てつろう)氏が4日午後4時7分、肺炎のため大阪市内の病院で死去した。90歳だった。連絡先は同社IR・広報室。お別れの会を行うが日取りなどは未定。
1951年にミシンの卸問屋を創業し、海外輸出で事業を拡大。59年にはトランジスタラジオの生産に進出、61年に船井電機を設立した。独自の低コスト・大量生産方式を確立し、米国への輸出で業績を伸ばした。08年には社長から会長に退いた。
近年は業績が低迷する中、週1回の経営会議に足を運ぶなど経営の立て直しに尽力。6月28日に開かれた同社の株主総会にも出席し、最後まで創業者としての存在感を示し続けた。
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思いでの写真
1990.02.16 ドイツのリュネブルグ、FLG開所式レセプションでの船井さん (63歳)
リュネブル市から頂いたネクタイをしめられておられます。
菰樽の鏡割り、リュネブル市長シュライバー氏(右)と助役のファウルハーバー氏(左)
酒を少し抜いておくのを私が忘れ、写真の様に飛び散りました
ハンカチで顔にかかった酒をぬぐう船井さん (目線の先には私がおります)
27年前の話、船井さんは当時、FLGによく視察に来られました、ある時、現地の食材でつくった押ずしを、昼食に差し入れしたところ、「美味いな~これ鯖とちゃうやろな~」美味い、美味いと大変に喜ばれ 「鱒と聞いています」と答えた。船井さんのよると鯖が好きなのに、アレルギーで食べれないという事であった、アパートに帰り妻に聞いたところ、ロイヒャ―マクレレ(燻製の鯖)の押寿司とのことであった、船井さん翌日もお元気だったのでロイヒャ―マクレレ(燻製の鯖)の押ずしはアレルギーにならないで、喜んでもらえて幸いでした。
在籍中に船井さんとのエピソードは沢山ありますが、どれも懐かしい思い出となりました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。