鳩時計の長針

わが家のダイニングルームの壁に掛けてある鳩時計は11月から修理に出しております、その間は代役で息子の鳩時計をダイニングルームの壁に掛けております。鳩時計の下には壁面から少し間をあけてシュランク(整理小タンス)を置いてありました、このシュランクがどういう事からか壁際によっていたため、鳩時計の重りと鎖がシュランクにのっかかる状態になっていた、こうなると鳩時計は動力がなくなり、動かなくなり止まる。

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長針の折れた鳩時計

シュランクを元の位置に戻し、鳩時計の重りと鎖が自由に動くようにし、時計は時を刻むようになりました、遅れているので時間をあわせようとプラスチック製の長針と時計方向に回そうとしたらポロリと折れました。

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有馬の竹を使う

有馬で貰ってきて乾燥させておいた竹を割り、鉋をかけて薄くして取付穴をあけた

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折れた鳩時計の長針

穴径は5mm

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BOSCHのドリルで穴開け

はじめに1.5mmのドリルで穴をあけてから、5mmのトリルで大きく穴をあけ小片にカット

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一度に5枚製作

穴の開いた竹の小片をボルトナットでしっかり固定して

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ボルトナットで竹小片を固定

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両端を切りそろえ

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紙やすりで削る

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さらにヤスリで仕上げ

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鳩時計に長針を取り付け

少し長いが離れた台所からでも時間が良く見えます

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鳩時計の長針修復完了

修復に必要な鳩時計の長針は一つですが、まとめてつくると製作過程で失敗が少ないので、5枚まとめてサンドペーパーややすりで仕上げました。残りの4枚はもう少し削り込んで取り替えようかと考えております。