花の匂いor香り

わが家の庭には植えておりませんが一時、新興住宅地の植木として金木犀（きんもくせい）がもてはやされ、その金木犀が大きく育ち、丁度今の時期に黄色い小さな花を咲かせ、金木犀の花の匂いがきつい（香りと好む人もいる）、家内はアレルギー性鼻炎ではないが、金木犀の花の匂いを嗅ぐと気分が悪くなるので、スティックシナモンをガーゼに包み、マスクの内側に入れシナモンの香りで金木犀の花の匂いをカバーしてしのいでおります。ドイツではホールンダー（ニワトコの花）の花を乾燥させてお茶に入れて香りを楽しんだりしますが、その匂いは息子にとって悪臭、頭が痛くなるのです。同じように月下美人に良く似た花で、孔雀サボテンをドイツに住んでいた時、部屋の窓際においていたが、花が咲くと匂いが強烈で息子にどこかへやってくれと言われたものです。花が咲いていい香りと感じる人もいれば、花の匂いが強烈で頭痛がしてくる人もいるのです。好きとか嫌いという問題ではなく頭痛がするのは気の毒な話です。金木犀の花の咲くこの時期、窓ガラスを匂いが入らないように閉め、金木犀の花の時期が終わるのを待つのです。