四国あるき遍路 ☜ 🚶 6日目 平成25年3月5日(火)
別格3番慈眼寺 穴禅定 灌頂の滝
☆☆
平成25年3月5日(火)
88箇所四国あるき遍路6日目
Shikoku pilgrimage 88 and bangai 20
平成25年3月5日は生名の金子やから別格3番慈眼寺往復距離にして28.6kmふれあいの里さかも(旧坂本小跡、宿泊出来るが予約で満室だった)でおにぎりを作って貰い別格3番慈眼寺の穴禅定(あなぜんじょう)へ入屈は先に納経所で申しこむ事を教わった。
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金子や7:00〜ふれあいの里坂本8:55〜別格3番慈眼寺10:18/12:34 〜灌頂の滝13:08〜ふれあいの里坂本14:19〜金子や16:10 歩行距離28.6km 歩数40,796歩
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民宿金子やの部屋から今日は晴れています 06:11 05.03.2013
民宿金子やのこの日の朝食 06:31 05.03.2013
Breakfast of the day
勝浦川と坂本川合流付近に架かる横瀬橋 07:31 05.03.2013
棚野で勝浦川と坂本川合流付近に架かる横瀬橋を渡り横瀬へ 07:31 05.03.2013
I cross the Katsuura river at Tanano went in Yokose
横瀬橋を杖は突かないで通行 07:33 05.03.2013
坂本川に沿い上流へと歩いて行きます 07:51 05.03.2013
I walk to the upstream along the Sakamoto river
別格3番慈眼寺へは川沿いに左へ、坂本大師堂経由は左へ行かず直進します 08:12 05.03.2013
坂本の栄田にある大岩の上に「弘法大師御通夜岩」という標柱が立てられています。 これは、弘法大師さまが慈眼寺へ向かう途中、ここでお通夜(一晩中お祈りをするこ と)をされようとしましたが、あまりの寒さのために、近くの民家に泊めてもらうことになりました。民家の老女は、寒さにふるえる大師さまを気のどくがり、布を織っていた機織り機を、惜しげもなく折って薪にして、大師さまにあたってもらい、ご飯を炊いてさしあげ親切にもてなしました。大師さまは、老女の親切に感謝しながら一夜を明かし、次の日の朝出発される時「親切なもてなしに、何か礼をしたいのですが、このとおり旅の僧のことなので何もできないが、どんなお礼をしたらよろしいか。」「お礼などいりませんが、ただこのあたりは飲み水がとぼしいのと、霜がたくさん降るので困っています。仏様の力でお救いくださるとありがたいのですが。」と、老女は答えました。大師さまが、持っていた杖で土地をつつかれお祈りされると、そこからたちまち清水が噴き出し、それからはどんなに日照りが続いても涸れたことがありません。しかも、この水を霜やけしたところにつけると、たちまちのうちに治るという特効があり、周囲にしめ縄を張りめぐらせて、汚れないよう大切にしています。また、大師さまは老女の寒さを思いやり、野に立たれ霜止めのお祈りをされました。それ以来この付近は、どんな寒い日でも霜が降りなくなりましたので、人々はこの付近を「極楽」と呼び、大師堂を建ててお大師さまをおまつりしています。「弘法大師御通夜岩」は坂本字栄田にあり、近くには「お大師さん」がまつられています。大師堂は坂本字栄田にあり、この「お大師さん」は、霜を降らないようにしたことか ら通称「霜降らず大師」と呼ばれています。また、近くには、清水が噴き出した跡と言われる通称「極楽の大師水」があり、そのすぐそばには老女をまつると言われる祠があります。「勝浦坂本の民話」より
坂本川沿いの人けのない集落を坂本方面へ 08:13 05.03.2013
way to Sakamoto from Asahi Bridge
別格3番慈眼寺への歩き遍路道は左、車道は右 08:24 05.03.2013
宿泊施設ふれあいの里さかもと(旧坂本小学校)で休憩、おにぎり弁当のお願いをした
08:55 05.03.2013
お遍路に人気の宿だがこの前後は満室で泊まれなかった 08:56 05.03.2013
別格3番慈眼寺への歩き遍路道は旧道のトンネル手前の民家の脇ここから上がる (Google)
急なへんろ道を上り途中で坂本の旧市街筋を見下ろす 09:02 05.03.2013
丁度ひな祭りの時期でした 09:02 05.03.2013
さかもとからへんろ道を上ってきました。車道との合流点 09:57 05.03.2013
舗装道路を上ってゆくと別格3番慈眼寺の門前に到着 10:17 05.03.2013
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平成25年3月5日(火)
番外別格3番慈眼寺 ( Gechozan Jigenji, Ex. 3rd of Shikoku 88 )
Above sea level 556m
番外別格3番札所 月頂山 慈眼寺 (げっちょうざん じげんじ)
本尊 十一面間瀬音菩薩 (じゅういちめんかんぜおんぼさつ 伝、弘法大師作)
真言 「おんまか きゃろにかそわか」
開基 弘法大師
宗派 真言宗高野派
御詠歌 天とふや 鶴の奥山 おくたえて 願ふ功力に 法ぞ通わん
所在地 徳島県勝浦郡上勝町大字正木字灌頂瀧18
☆ 穴禅定:徳島県指定天然記念物の鍾乳洞。本堂の更に上部にある。修行用の白衣と藁草履(有料)を借り入洞する。入洞期間は3月1日より11月30日まで(ただし、8月13日から15日と悪天候時は入洞できない)。
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき):「御来仰の滝」とも呼ばれる。寺院の下方にある落差約60メートルの直瀑。渇水時は非常に流水が少ない。滝壺の左上方には覚鑁(興教大師)作と伝わる不動明王を安置している。☆ (Wikipediaより)
☆ 略縁起、大師十九才の御年、世の中の人々の生活苦、病苦及び一切苦厄を除くために修業中、夢のお告げにより不思議な鍾乳洞を発見。大師、洞窟の邪気祓いのため護摩をたいて洞窟を清め、悪魔悪竜を洞窟の壁に封じ込め末代衆生のため結縁潅頂の秘宝を修せられた行場として崇信者が多い。僅か百メートル程の洞窟だが導師の言われる通りにせねば進退窮する。心を素直にさせられる妙刹である。寺へ来る途中に、落差約六十メートルの名瀑「潅頂ヶ滝」がある。
穴禅定を無事御参りできますと、一、無病息災で長患いをしない。一、金運、開運が成就します。一、狭いところを通り抜けるので、入試、安産、交通安全の成就ができます。その他、お大師様におすがりして種々の御利益がいただけます。
遍路道を歩いて別格3番慈眼寺(H550)の大師堂と納経所に到着 10:18 100m上にある本堂横の穴禅定(鍾乳洞)入屈を申し込む、一人3000円、二人同時なら1500円 Daishi hall of bekkaku 3rd Jigennji temple
別格3番慈眼寺不動堂の前の二本の石柱は洞窟の一番狭い場所の寸法のメジャー 10:18 05.03.2013
別格3番慈眼寺の納経所に荷物を預け本堂へきつい坂を106mほど上ると岩山の下(H662m)に到着 10:39 05.03.2013 Hain hall of bekkaku Jigennji temple
体型チェック(二本の石柱間は一番狭い場所の寸法?)を無事にすり抜け小柄な先達の女性案内人から穴禅定入屈許可が出る。このあとカメラ、メガネ、財布小物もすべてかごに入れてから、汚れても良い借し白衣の紐を洞窟すり抜け中にはだけない様に体の横で結ぶよう指示ある。ローソクを手渡されその明かりを頼りに体をひねったり、腹ばい、右手を上や、左手を上にし身体を曲がりに沿わせ、肘で進んだり、案内人から非常に細かく都度出る動作指示の声を頼りに前の人の足元しか見えない狭くて曲がりくねった道?(穴)を進む、ローソクが消えると点けてもらったりしながらさらに進む、多少高く広い箇所では鍾乳石については何処から持って入りそこに置いてあるのか長い竿にローソクを差しその明かりで説明がある。進むこと30分ほどで広い空間に出る、大きな弘法大師の石像があり、先祖供養や願い事をします(あの大きな弘法大師像はどこから運び入れたのか?)お参りを済ませると穴道を打ち戻る、出口への最後の狭い場所は胎内から生まれ変るとも
言われ穴禅定には多くの者が求めてお参りに来られるとの事。 (3/1〜11/末)団体が入ると出てくるまでに時間がかかるようで、団体予約の前に穴禅定お参りが出来た。10:40 05.03.2013
10:40 05.03.2013 Hole meditation (Cave)
10:40 05.03.2013 Hole meditation (Cave)
別格3番慈眼寺穴禅定の後、本堂(観音堂)でお参り、天井画も見ておくように言いながら先達案内人はまだ団体が来ない内にと次の人を案内し入屈 11:45 05.03.2013
main hall of bekkaku Jigenji temple
すがすがしい気分で納経所の有る大師堂まで下山、一緒に入屈した東京のMさん
11:48 05.03.2013
前方は葉っぱビジネスで有名な上勝町方面 11:50 05.03.2013
別格3番慈眼寺の修行大師石像 11:50 05.03.2013
別格3番慈眼寺のくぐり幸(しあわせ)白衣観音 孝慈の石門 11:54 05.03.2013
別格3番慈眼寺境内のテーブルでふれあいの里さかもとのおにぎりと干し柿、バナナで昼食 12:10 05.03.2013
Lunch of the day
ふれあいの里さかもとのおにぎり弁当と干し柿、バナナで昼食 12:10 05.03.2013
Lunch of the day
別格3番慈眼寺(H550)の大師堂と本堂と穴禅定のある岩山 12:29 05.03.2013
別格3番慈眼寺の不動堂 12:30 05.03.2013
別格3番慈眼寺の境内からの眺め 12:30 05.03.2013
別格3番慈眼寺の境内からの眺め 12:31 05.03.2013
別格3番慈眼寺の納経所 12:31 05.03.2013
別格3番慈眼寺の大師堂と納経所 12:33 05.03.2013
別格3番慈眼寺の不動堂と大師堂 12:33 05.03.2013
別格3番慈眼寺の大師堂 12:33 05.03.2013
別格3番慈眼寺の大師堂まえにて 12:34 05.03.2013
別格3番慈眼寺の大師堂まえにてMさんと 12:34 05.03.2013
別格3番慈眼寺から灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)H380mまで下りました 12:44 05.03.2013
Way to Gancho Falls へ下りました 12:44 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)近くの沢の流れ 13:08 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)口に到着 13:10 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)は途中から霧となって落ちています 13:11 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)は途中から霧となっています 13:11 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)は途中から霧となって落ちています 13:11 05.03.
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき) 13:12 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき) 13:14 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)の下には不動尊がまつられています 13:14 05.03.2013
灌頂ヶ滝(かんじょうがたき) 13:14 05.03.2013
坂本へのへんろ道分岐までかなりの上り 13:27 05.03.2013
拝所 昔、慈眼寺参拝は歩いてでないと行けない険しい道であった。上勝町正木地区と勝浦町坂本地区からの合流地点の上部平地にお地蔵様を設置している。対岸に見られる「灌頂滝」には不動明王様、観音様、お地蔵さまがまつられており、人々が四国88箇所参り、慈眼寺参拝などのときに挨拶や成就を願う場所とされている。 13:31 05.03.2013
灌頂の滝から道を坂本への分岐まで登って戻りそこからへんろ道を下ります 13:35 05.03.2013
Jigenji Henro trail
さかもとへのへんろ道 13:37 05.03.2013
さかもとへのへんろ道から 13:39 05.03.2013
さかもとへのへんろ道 13:40 05.03.2013
朝上ってきたヘんろ道を坂本へと下ります 13:40 05.03.2013
Jigenji Henro trail 13:40 05.03.2013
さかもとへのへんろ道 13:43 05.03.2013
さかもとへの竹薮の中のへんろ道 13:57 05.03.2013
民家の庭先のへんろ道 14:07 05.03.2013 Jigenji Henro trail
さかもとへのへんろ道 14:10 05.03.2013
さかもとへのへんろ道にあるへんろ石 14:10 05.03.2013
歩き遍路道は旧道のトンネル手前の民家の脇へと下ります 14:12 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:13 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:14 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:14 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:14 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:15 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:15 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:16 05.03.2013
坂本の旧街道筋 14:18 05.03.2013
慈眼寺からふれあいの里さかもと(旧坂本小学校)まで下ってきました。
おにぎり弁当のお礼とトイレ休憩と飲み物調達 14:19 05.03.2013
小学校のなごり二宮金次郎像 14:20 05.03.2013
坂本川に沿って道を下りました 15:20 05.03.2013
坂本川の脇にある電機メーカーの工場は長く使われてないようです 15:24 05.03.2013
坂本川の脇にある電機メーカーの工場は長く使われてないようです 15:24 05.03.2013
坂本川の脇にある電機メーカーの工場は長く使われてないようです 15:24 05.03.2013
勝浦川と坂本川合流付近に架かる横瀬橋まで帰ってきました15:41 05.03.2013
民宿金子やに帰ってきました、明日は鶴林寺、太龍寺と山越えに備え体を休める 16:10 05.03.2013
Kaneko Inn
民宿金子や2日目の夕食 18:04 05.03.2013
Dinner of the day