三角寺 仙龍寺

2013.04.02 88箇所 写ログ Shikoku pilgrimage 88 and bangai 20
この日は伊予三島の宿から65番三角寺、別格13番仙龍寺から別格14番
椿堂常福寺、192号線を愛媛県から徳島県三好市、池田町佐野の民宿岡田
まで歩きです。
写真を二分して三島から65番三角寺、別格13番仙龍寺までを紹介します。

伊予三島の宿から松山自動車道の下を抜けた所にある道しるべ 
 2013.04.02  06:29

へんろ道とへんろ道しるべの説明板  2013.04.02  06:29
遍路道には山口県の中務茂兵衛(なかつかもへえ)さんが建てたへんろ石が
8基あり、その茂兵衛さんは生涯に88箇所を280回めぐったと書いて
あります。もちろん歩きと思いますがすごい精神力の持ち主の人だったようです。

左高速道路のフェンスと右手墓地の間の道をしばらく行く 2013.04.02  06:29

右手に発電所を見ながら歩いてゆきます  2013.04.02  06:39

疏水記念公園(戸川公園)  2013.04.02  06:40

疏水記念公園(戸川公園)  2013.04.02  06:40

疏水記念公園(戸川公園)  2013.04.02  06:40
4年に一度大干害にくるしめられてきた農民にとって、銅山川からの疎水は
百年前からの夢であった。疎水実現のため努力を重ねた松伯村村長森盛遠氏
を始め多くの人々の願いがみのり、昭和12年よりトンネル工事がはじまり、
昭和28年柳瀬ダムが完成し、多年の夢であった銅山川の水が戸川に
たえ間なく流れ落ちてきた。この水は電力を始め農業用水、工業用水や
飲料水として広く利用せられ、郷土の産業発展と市民生活の向上に多大の
恩恵をもたらした。時の村長村上栄作氏は、ながく先人の偉業を伝えるため、
この地に頌徳碑を建立し桜を植えこの疏水記念公園を設置された。
園内には、四国遍路者を供養した文化5年の一石一字塔や
光明真言二百万扁を記念した弘化4年の道しるべ、四国西国供養塔、
水害で殉職された福田武太郎氏や松伯発展に尽力された村上栄作氏の
胸像があり、毎年4月疏水感謝祭が行われて市民のいこいの地と
なっている。 とありなぜこんなところに発電所があるのかの疑問が
解けました。
疏水記念公園(戸川公園)  2013.04.02  06:41

疏水記念公園(戸川公園)脇に新しい社  2013.04.02  06:41

三角寺へのへんろ道しるべ  2013.04.02  06:51

☆☆

65番三角寺  ( Yureizan Sankakuji, 65th of shikoku 88 )   H351m
第65番札所 由霊山 三角寺 (ゆれいざん さんかくじ)
本尊  十一面観世音菩薩 (じゅういちめんかんぜおんぼさつ 伝、弘法大師作) 
真言  「おん まか きゃろにきゃ そわか」
開基  行基菩薩
宗派  真言宗高野派 
御詠歌 おそろしや みつのかどにも いるならば こころをまろく じひをねんぜよ

↖  65番三角寺(サンカクジ)


65番札所三角寺門前  2013.04.02  07:39

65番札所三角寺の山門  2013.04.02  07:40

65番札所三角寺の山門は鐘楼門でした  2013.04.02  07:40

65番札所三角寺の本堂  2013.04.02  07:53
Webより引用:
弘仁6年(815)に弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を彫造して
安置された。さらに、大師は不動明王像も彫られ、三角の護摩壇を築いて
21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を
修法されたという。
この護摩壇の跡が庫裡と薬師堂の間にある「三角の池」の中の島として
現存し、寺院名の由来ともなっている。

65番札所三角寺の大師堂  2013.04.02  07:53

65番札所三角寺の大師堂  2013.04.02  07:53

65番札所三角寺の境内  2013.04.02  07:53
三角寺から仙龍寺へんろ道は三角寺のほんどうしゅうへん境内に石の古い道しるべが
何基かあるようです、以下ふるさとえひめ学によると
「奥之院に向かう道の起点は三角寺境内である。境内の中務茂兵衛道標に
奥の院是より五十八丁」、「参詣して御縁越結び現当二世の利益を受く遍し」
といった言葉が彫り込まれているなど、三角寺には奥之院に関係した道標が
多い。」とありました。
納経所で聞いても仙龍寺への歩きへんろ道は詳しくは教えておられません
(道が険しく毎年滑落するお遍路が居るため推奨はされてないようです
私は大師堂右手から裏山へ上ってゆき普通に歩けました。
最後の馬場桜から仙龍寺にくだる時、疲労や濡れた道を歩かれる方は
自己責任で)

三角寺本堂前から仙龍寺へのへんろ道を1時間ほど上ったところ
  2013.04.02  09:19

三角寺から仙龍寺へのへんろ道を1時間ほど上ったところ
  2013.04.02  09:19

標高765mの地蔵峠、三角寺から2.6km上りました
  2013.04.02  09:24

標高765m地蔵峠のベンチ  2013.04.02  09:24

標高765m地蔵峠の石仏  2013.04.02  09:24

峠に備えてあるなぐり鎌  2013.04.02  09:24
お願い お時間のある方、遍路道維持にご協力ください
次の方の為にこの先30m草刈りお接待をお願いします。
鎌はここにお返しください。 感謝 南無大師遍照金剛

歩いた時、遍路道はきれいに草刈りお接待されていました 2013.04.02  09:25

馬場桜の大木を過ぎてしばらくすると仙龍寺の結界です  2013.04.02  09:53

突然に見事な参道が迎えてくれます  2013.04.02  09:54

仙龍寺へ8丁、後ろの御堂は不動堂  2013.04.02  09:55

仙龍寺の不動堂  2013.04.02  09:55

不動堂の手水 2013.04.02  09:56

参道脇のミニ88箇所の薬師如来像  2013.04.02  10:11

参道脇のミニ88箇所  2013.04.02  10:11

清滝  2013.04.02  10:18

清滝下の沢を越え仙龍寺へ  2013.04.02  10:18

参道脇  2013.04.02  10:18

参道の石畳の道  2013.04.02  10:31

仙龍寺の弥勒堂、大降りの雨です  2013.04.02  10:31

眼下に仙龍寺が見えます  2013.04.02  10:31

☆☆

番外別格13番仙龍寺  ( Konkozan Senryuji, Ex. 13th of Shikoku 88 )  H278m
番外別格第13番札所 金光山 仙龍寺(こんこうざん せんりゅうじ) 
本尊  弘法大師
真言  「なむ だいし へんじょう こんごう」
開基  法道仙人
宗派  真言宗大覚寺派
御詠歌 極楽は 他にはあらぬ この寺に 御法の声を きくぞうれしき

急な下りです足元に注意、右手の御堂が仙人堂  2013.04.02  10:31

仙龍寺の法道仙人を祀る仙人堂  2013.04.02  10:33

仙龍寺の本堂前も大降りの雨です  2013.04.02  10:34

仙龍寺の手水、鐘楼  2013.04.02  10:34

詩文の説明板  2013.04.02  10:34

仙龍寺の手水  2013.04.02  10:35

仙龍寺の案内板  2013.04.02  10:36

仙龍寺でのお参りは脱帽、沓脱で本堂に上がります  2013.04.02  10:39

本尊は弘法大師で右手には岩屋があります  2013.04.02  10:48

左隣に納経所  2013.04.02  10:48

仙龍寺の鐘楼  2013.04.02  11:02

仙龍寺の童子像  2013.04.02  11:03