四国88箇所 🚙 23 最御崎寺 津照寺 金剛頂寺

四国88箇所車遍路 🚙 23 最御崎寺 津照寺 金剛頂寺

Shikoku pilgrimage 88
2014-10-26
24番最御崎寺  ( Murotozan Hotsumisakiji 24th of Shikoku pilgrimage 88 )
Above sea level 165m
第24番札所 室戸山 最御崎寺 (むろとざん ほつみさきじ) 
本尊  虚空蔵菩薩 (こくうぞうぼさつ 伝、弘法大師作)
真言  「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか」
開基  弘法大師
宗派  真言宗豊山派
御詠歌 みょうじゃうの いでぬるかたの ひがしでら くらきまよいは などかあらまし
所在地 高知県室戸市室戸岬町4058-1
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☆ 室戸までは八十五㌔あまり、途中の八坂八浜の美しい海岸で、弘法大師が鯖を蘇生させたと伝える番外「鯖大師」がある。土佐路は宍喰をすぎてまもない甲涌から。荒涼とした海岸沿いに一本の通がどこまでもつづく。岬の突端に洞窟があり、御蔵洞という。十九歳のとき大師は洞窟にこもつて「求聞持の法」を苦行のはてに成就する。「土州室戸崎に勤念す。谷響を惜しまず、明星来影す」と自ら書かれ 「法性の室戸といえど、われすめば、有為のなみかぜたたぬ日ぞなき」と、ご自身で詠まれている。御蔵洞の先に最御崎寺への登り口がある。途中に「一夜建立の岩屋」や「捻岩」など大師ゆかりの洞窟がある。ウバメガシやアコウの密生林を抜け、登りつめたところが仁王門、大師堂、多宝塔、正面に本堂がある。ご本尊は大同二年(八〇七)大師が寺の創建と共に刻まれた虚空蔵菩薩。元和年間に最勝上人が再興し、大正十三年には本堂が復興している。☆ (四国ネットより)

23番薬王寺から55号を南下、この日の宿泊先民宿徳増前(地図上の青い丸)を通過して24番最御崎寺へと移動、空海が室戸で修行したという御厨人窟(みくろど)は落石の危険があり入れないので室戸岬を回り中岡慎太郎銅像を見上げながら203号室戸スカイラインを24番最御崎寺へ駐車場(無料)はスカイラインの脇です。

駐車場から山門へは右側の参道、石段から本堂横へ上れるが山門へは右の道へ

24番最御崎寺の山門

24番最御崎寺の山門

24番最御崎寺山門の仁王

24番最御崎寺山門の仁王

24番最御崎寺の境内

24番最御崎寺の境内

24番最御崎寺の境内、相撲の土俵の奥が大師堂で右が本堂

24番最御崎寺の境内、観音像と鐘楼堂

24番最御崎寺の鐘楼堂

中央は24番最御崎寺の多宝塔

正面が本堂

本堂横の鐘楼へ行き鐘を打つ

鐘楼

鐘楼

右手は納経所

本堂拝殿の彫物

境内のくわずイモ

境内に咲く山茶花

境内に咲く山茶花

鐘石

大師堂

24番最御崎寺山門脇には石見重太郎、薄田隼人の塚

24番最御崎寺山門脇の墓石

駐車場に咲くハイビスカス

駐車場から上ってきた203号を下って25番津照寺

24番最御崎寺の納経、墨書き御朱印と開創1200年記念スタンプ Osamekei of Hotsumisakiji with the retractor 1200 Memorial special stamp.

24番最御崎寺の本尊御影 Principal image card of Hotsumisakiji temple is usually black and white. The red card is the retractor 1200 Memorial special.

☆☆
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☆☆

Shikoku pilgrimage 88
2014-10-26
25番津照寺  ( Houjuzan Shinshouji 25th of Shikoku pilgrimage 88 ) 
Above sea level 15m
第25番札所 宝珠山 津照寺 (ほうじゅざん しんしょうじ) 
本尊  地蔵菩薩 (じぞうぼさつ 伝、弘法大師作)
真言  「おん かかかび さんまえい そわか」
開基  弘法大師
宗派  真言宗豊山派
御詠歌 法の舟 入るかいづるか この津寺 迷ふ我身を 乗せてたまへや
所在地 高知県室戸市室津2652
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☆ 麓の山門を入ると右側に大師堂と納経所が、左側に一木神社がある。正面の石段で山を登っていくと途中に鐘楼門がある。125段を登り詰めると右手に手水鉢があり、コンクリート造りの本堂が建っている。ここからは室津の港や太平洋が一望できる。 ☆ (Wikipediaより)
☆ 室戸岬から海岸沿いを六㌔ほどゆくと町中に小高い山があり、その山上に本堂がある。参道右に大師堂と本坊。本堂へは125の急な石段があり、ご本尊は大同二年、弘法大師が巡錫されたときに刻まれた延命地蔵菩薩。秘仏で拝観はできないが、海上の安全と火難除けの霊験あらたかという。慶長六年十月、国守の山内忠義室戸岬を航行中、突然暴風におそわれた。そこへ大僧があらわれて船の楫をとり、全員無事、室戸港へ避難することができた。港につくと僧の姿が見えないので後を追うと、津寺の本堂の中へ消えた。ご本尊を拝したら、全身潮でびしょぬれで、それ以来楫取地蔵(かじとりじぞう)とよばれ、多くの船人から信仰されるようになった。また、寛保二年の大火の時も、ご本尊が僧の姿となって、人々を避難させたという。境内に立つと眼下に室津港がある。野中兼山の部下一木権兵衛が難工事の築港を命じられ人柱となっており、参道沿いに一木神社としてまつられている☆ (四国ネットより)

24番最御崎寺から25番津照寺へは室戸スカイラインを下って55号を室津へ寺には駐車場が無いので漁協の駐車場(無料)を利用してくださいとありました。

津照寺門前の願船寺

25番津照寺の参道と山門

山門をくぐり本堂への石段はきつい中ほどには鐘楼門

左側を上ります

頂上からの室津港

25番津照寺の本堂

25番津照寺の本堂

25番津照寺の本堂

本堂でのお参りを終え石段の左側を下ります途中に鐘楼門(上がれます)

石段下から見上げる鐘楼門

鐘楼門と大師像

25番津照寺の大師堂

25番津照寺の大師堂

25番津照寺の大師堂

大師堂の右手が納経所

25番津照寺の納経、墨書き御朱印と開創1200年記念スタンプ Osamekei of Shinshouji with the retractor 1200 Memorial special stamp.

25番津照寺の本尊御影 Principal image card of Shinshouji temple is usually black and white. The red card is the retractor 1200 Memorial special.

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☆☆

Shikoku pilgrimage 88
2014-10-26
26番金剛頂寺  ( Ryuzuzan Kongouchouji 26th of Shikoku pilgrimage 88 ) 
Above sea level 161m
第26番札所 龍頭山 金剛頂寺 (りゅうずざん こんごうちょうじ)
本尊  薬師如来 (やくしにょらい 伝、弘法大師作)
真言  「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
開基  弘法大師
宗派  真言宗豊山派
御詠歌 おうじゃうに のぞみをかくる ごくらくは つきのかたむく にしでらのそら
所在地 高知県室戸市元乙523
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☆ 厄坂の石段を上って山門を入ると広い境内に入る。さらに石段を上ると左側に手水場が、左に行くと大師堂がある。正面奥に間口の広い本堂が建っている。本堂手前に鐘楼、本堂から左に行くと宝物館の霊宝殿、弁財天、魚籃観音護摩堂が並び奥に本坊がある。手水場の近くに一粒万倍の釜がある。 ☆ (Wikipediaより)
☆ 津照寺をあとに、室戸から西北へたどると土佐湾に向って小さくつき出した岬がある。硯の産出で知られる硯ケ浦のある行当岬で、海抜二百㍍の頂上に金剛頂寺がある。室戸岬最御崎寺と相対しているので最御崎寺を東寺、金剛頂寺を西寺ともいう。山麓からの急勾配の参道を七宙㍍ほど登ると山門になる。広い境内をおおう椎の大木。弘法大師は若かりしころ、この山で修行され、大同元年には勅命を帯びて鎮護国家の道場として寺を創建し、ご本尊の薬師如来を刻まれた。その後、七堂伽藍は整備され、寺領三千五百石を有し後に長曽我部元親や山田忠義からも保護されている。文明と明治の火災のため、堂塔を焼失するが、いずれも再興され、昭和五十八年に、本堂が新しく建立された。霊宝館には、大師が背負って歩いた旅壇具や真言八祖像など重要文化財六点のほか、古美術六十点が保管され、境内の鯨昌館には泉井守一氏関係のめずらしい捕鯨具類などが展示されている☆ (四国ネットより)

この日は25番津照寺までの予定でしたが足を延ばして26番金剛頂寺もお参りすることにしました寺の駐車場(200円)は山門の石段下にあります。

駐車場から金剛頂寺への石段

石段を上がると金剛頂寺の山門

金剛頂寺の山門

金剛頂寺の手水舎

金剛頂寺の鐘楼

金剛頂寺の鐘楼

香炉と本堂

金剛頂寺の本堂

金剛頂寺の大師堂

金剛頂寺の大師堂前の香炉と癌封じの椿と癌封じ木彫堂

杉の木の根元の石仏

一粒万倍の釜

天狗問答レリーフ

レリーフ室戸伏龍と説明
室戸伏龍、土佐の室戸の崎に於いて虚空蔵求聞持の法を観念せられし時、明星口中に來入して佛力の奇異を現わされた。この地に修練を続けるに、夜毎に毒龍出現し海中より行法を妨害する、大師は咒を唱え一念に加持すると四方に輝き散って星の光の如くことごとく退散する。 法性の 室戸といえど 我がすめば 有為の浪風 寄せぬ日ぞなき

レリーフの天狗問答
お大師様が当山に於いて修行された19歳の青年の頃、魔性の類の往来が激しく、お大師様は天狗等の競う処を悉く問答勝伏して足摺岬西方に駆逐しました。「我が姿を残し置く、我が身の有限り來障することなかれ」の約束をして楠の大木に、御影を留められました。現大師堂はその謂を守るが如く足摺岬に向かって建立されています。

弘法大師天狗問答
レリーフにはもう一枚金剛定額があります。 室戸の崎を去る三十余町に一つの寺を建立して金剛定寺と名づける。お大師様は天狗問答にて魔性の類を勝伏した後、結界して楠の大木に御影をお彫みになり、当所及び法佛守護の御本尊として奉安したてまつる。後の京都神護寺の大師像の原像と伝えられる。当山では年一度旧暦三月二十一日の正御影供に法要を執行して一般に御開帳する。南無大師遍照金剛

金剛頂寺の境内

金剛頂寺の境内

金剛頂寺山門の大わらじ

金剛頂寺山門の大わらじ

お参りを終えて駐車場へ石段を下る

26番金剛頂寺の納経、墨書き御朱印と開創1200年記念スタンプ Osamekei of Kongouchouji with the retractor 1200 Memorial special stamp.

26番金剛頂寺の本尊御影 Principal image card of Kongouchouji temple is usually black and white. The red card is the retractor 1200 Memorial special.

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民宿徳増
〒781-7220 高知県室戸市佐喜浜町107−5 電話:0887-27-2475

この日の宿泊予定地は室戸岬でしたが日曜日の為かどいこも満室のため打戻の宿となりましたが民宿徳増に宿泊することができました。

民宿徳増、打戻も何かの御縁でしょうか?

民宿徳増玄関には先達推薦の宿とありました

屋内踊場、ゴミの分別も区分けされてきれいな宿です、食事は自家農園の野菜や海の幸、お茶はおばあちゃんお手製の薬草茶、翌朝出がけに冷やしてある薬草茶をペットボトルに頂きました。夕食の写真は撮っておりませんがアツアツのてんぷらや焼き立ての魚、自家製野菜の煮物や漬物です。さすがに先達さんおすすめの宿です。気持ちの良い宿でした。

翌朝27日の朝食

翌朝27日の朝食

翌朝27日の朝食