TR ラジオ修理

寝室のベッドでかなり以前から使っている2バンドTRラジオの音量調整でガリガリ雑音が
だんだんひどくなり使えないと言う訴えがあり、買い換える前に修理してみる事にした。

原因はVRのカーボン被膜が繰り返し使用ですり減った為であることは経験で判る

分解してVRの定格を確認、使っていない別のワンバンドTRラジオを分解してみると
VRコントロールは形状も定格も特性カーブ、足のピッチも運よく同じものを見つけた

半田ごてと吸引器具(半田ごてで溶かした部品足周辺のハンダを吸引し部品を浮かせる)を使い

VRコントロールをワンバンドから外した(基板のハンダ面)
吸引器具を使うと部品はきれいに外すことが出来る。

VRコントロールをワンバンドから外した(基板の部品面)

VRコントロール(VRの部品裏)

VRコントロール(VRの部品表)

バンドTRラジオの音量調整VRと同様の手順で取り外し
ワンバンドラジオから抜いた良品のVRコントロールを基板にはんだ付けし
動作確認組み立てして修理は完了。
今日ホームセンターの売り場を確認すると、この2バンドTRラジオと全く同じ機種が
価格は1980円で売られていたロングラン商品のようである。