那谷寺(なたでら)
泰澄法師が養老元年(717年)越前国江沼郡に千手観音を安置したのが始まりとされる。その後寛和2年(986年)花山法皇が行幸の折り西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から一字ずつを取り「自主山厳屋寺」から「那谷寺」へと改名されたいわれのある寺。
奇岩のそそり立つ那谷寺
大きな奇岩の右手の石段を上がると岩屋本堂で胎内くぐりも出来るのです見えているのは本堂(岩屋)前の拝殿大悲閣です。
奇岩のあちらこちらには洞窟があり仏石が祀られています
鐘楼
護摩殿からの石段は岩を直接切り出してありました
鎮守
鎮守
親子の狛犬
荒神と自然岩を切り出した石段
池
唐門と奇岩への上り道の鳥居、正面のお堂が護摩殿
唐門と手水場
唐門の脇
奇岩霊石と参道
奇岩遊仙境の説明
奇岩霊石がそそりたつ遊仙境の岩肌を臨み松尾芭蕉は句を詠んでいる。
石山の 石より白し 秋の風 芭蕉句碑
平成29年が開創1300年の那谷寺、今回宿泊した宿、法師は泰澄法師が白山でお告げを聞き発見した粟津温泉、坊さんの弟子が始めたのが旅館法師の初代当主で現当主は46代目の法師善五郎さん。宿では毎朝0645から当主の法師のお話(法話)を聞くことが出来ます。