ラジカセ RC-001

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今日は中船技術で開発した最初のラジカセを紹介します。社内機種名 RC-001 (客先はSABAで Model RCR354H) 

この機種の輸出はシベリア鉄道経由だった為、長期間の寒さでダイヤル糸が伸びてしまう不具合が発生し、駐在を兼ね72年11月2日羽田からドイツへジャンボで飛びました。
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目的地ハンブルグ空港への中継地アンカレッジ空港着陸時にパイロットが前輪からタッチダウンした為、前輪が折れてジャンボ機が滑走路の中ほどで写真のように停まってしまった。このジャンボには大谷さん、澤井さんも同乗されておられました。代替機でハンブルグに1日遅れで無事到着し、客先回りの後RC-001の修理を終え、77年12月まで5年間客先との技術コーディネーターで駐在しました。アンカレッジ空港とはよほど相性が悪いのかその5年間に後2回望まないストップオーバーをしました。(滑走路から脱輪し動けず、操縦席フロントガラス破損いずれもツルマルのジャンボでした)

 (ラジカセ写真はRadiomuseumより引用しました)