Westinghouse RLA3190A

昨年5月ブログに載せた Westinghouse 向けに製造したデスクトップクロックラジオの
パッキング状態や、内部シャーシの様子がわかる写真をいつものオークションサイトで
見つけましたので再度紹介します。


時計は電池で動くJECOのムーブメント

横幅はおおよそ30cm


時計ムーブメントはJECO製、AMラジオ基板はトラベルクロックと同じ基板でした。

トラベルクロックラジオ基板を流用した為、時計の金属カバーがバーアンテナに
面接近し電気担当者は感度をかせぐのに苦労されたと聞きました

チューニングとボリュームつまみの配置、スロット穴に偏心しない様に調整の上固定
ポリバリコンは配置上横向きで直接調整出来ない為調整トリマーは外付けでした。

シリアルナンバーの工場、製造年、製造月のコードが良く読めませんが
板野で1968年に製造された製品のようです。

Batteryはラジオ用の006Pと時計用UM2がそれぞれ別々に有りました。

フロント前面にクロームのホットスタンプが施されており輸送中にこすれて剥離したり
傷が付くのを防止する為この機種に限らずホットスタンプの機種は保護に化粧紙と言う
ごく薄い紙でラッピングされたのちポリ袋に入れてから発砲スチロールに収めて
出荷したと思います。

以前にペンは出荷時に付けなかったとのコメントが有りましたが同梱されていたかも

  (写真はセカイモンより引用しました)