2度目のドイツ駐在中、休暇で家族と訪れたシュバルツバルド(黒い森)の町の手作りハト時計店で1990年7月24日に購入し、30年間我が家で時を刻んできた鳩時計が、昨年11月に動かなくなりました。国内で修理できるところをネット検索し、ドイツの手作りハト時計の店「あやとり(スズキ時計店)」〒378-0047 群馬県沼田市上之町1155 を見つけ、鳩時計の修理についてメールでやり取りし、昨年の11月に鳩時計を送り修理をお願いしておいた。 まだかまだかと待っていたが、9月29日にメールがあり「コロナウィルスの影響でドイツ工房よりの部品入荷が遅くなり、予定より修理完了が遅くなりたいへん申し訳ありませんでした。全ての修理が完了致しましたのでご案内申し上げます。修理代金は、プラ製歯車2,500円+巻上げ歯車3,800円+分解掃除15,000円= 21,300円と配送料1,200円+消費税2,250円の合計 24,750円、クサリは洗浄と調整で綺麗になりましたので、交換しておりませんのでご了承の程よろしくお願いいたします。」との内容でした。代金支払い方法は代金着払か銀行振込という事で、早速指定口座にネットバンキングで振り込んでおいたところ、 折り返しメールがあり「お振込確認致しました、ありがとうございます。下記の通り、配送手続きを致します。お届け予定日は 、10月月3日(土)16時~18時着となります。」と宅配業者と伝票番号をメールで知らせてきました。追跡システムで荷物の配送状況を確認し、配達指定日の10月3日に受け取りました。
修理が終わり専用の箱に入れられ、送られてきた我が家の鳩時計
設置説明書に従い、箱からとりだし、文字盤を下にして、裏ブタを止めているピンを回して、裏ブタ上部の穴に指をかけて開くと、埃ひとつない状態で、ピカピカに洗浄されていました。
裏ブタのらせん状の金属に挟んである紙を取り除き、裏蓋を元の通りに閉めた。
時計を壁に掛けて傾きを確認し位置決め固定
屋根の飾りを時計本体についているU字金具に差し込んで固定。 次に時計の底にあるチェーンの入った紙袋を開け、紙袋からチェーンを取り出してほぐし、チェーン根元を固定していた針金を外した
文字盤の上にあるカッコーの扉止めのワイヤーを回してロックを解除、振り子をフックに掛け、錨をチェーンのカギ状金具に取り付け、振り子を左右に振るとコッチ、コッチと動き出しました。
我が家の鳩時計修理でお世話になったお店は、ドイツの手作りハト時計の店「あやとり(スズキ時計店)」〒378-0047 群馬県沼田市上之町1155 です。
久しぶりに我が家に帰ってきた鳩時計、見慣れた時計が壁にあると落ち着きなごみます。夜間は時報とカッコーが鳴くのを止め、昼間だけロックを外して時報とカッコーが鳴くのをONにしております。「あやとり(スズキ時計店)」様、この度はお世話になり本当にありがとうございました。