四国88箇所 🚙 50 天皇寺 国分寺

四国88箇所車遍路 🚙 50 天皇寺 国分寺

Shikoku pilgrimage 88
2014-11-02
79番天皇寺 ( Kinkazan Koshoin Tennouji, 79th of Shikoku pilgrimage 88 ) 
Above sea level 21m
第79番札所 金華山 高照院 天皇寺 (きんかざん こうしょういん てんのうじ)
本尊  十一面観世音菩薩 (じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
真言  「おん まか きゃろにきゃ そわか」
開基  弘法大師
宗派  真言宗御室派
御詠歌 じょうらくの うきよのなかを たづぬべし てんのうさへも さすらひぞある
所在地 香川県坂出市西庄町字八十場1713番地2
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☆宇多津から坂出の市街へ入ると右に金山があり、その麓に日本武尊ゆかりの泉がある。八十八の水とも八十場(矢蘇場の水)ともいわれ、弘法大師がこの泉の附近を巡錫中に霊感を得て、近くの霊木で十一面観音像と阿弥陀如来愛染明王を刻み、堂宇を建てて安置した。また、大師は薬師如来を刻んで八十八の泉の水源に安置し、八十八の水をもって閼伽井とし、秘法を修されたが、山の鎮守金山権現があらわれ、それに舎利を感得したのでこれにちなみ金華山摩尼珠院と号した。これが寺のはじまりで、後の保元の戦乱で寺は焼失し、近くの高照院を移し再建したことから高照院とよばれるようになった。長寛二年(一一六四)この寺におられた崇徳天皇が歌会へ出席の途中亡くなられ、二十一日聞八十八の泉に仮安置され、やがて白峰山で茶毘にされた。それからは天皇寺ともいわれ、崇徳天皇をまつる白峰宮別当に任じられた。現在寺は白峰宮の手前にある。 ☆ (四国ネットより)

33号まで戻って右折西庄町右折さらにT右折で79番Pは鳥居の右、白峰宮の右横、鳥居から少し行ったところの地蔵堂の隣に八十蘇場の清水(やそばのしみず)があり八十場名物ところてん清水屋が店を出しています。

白峰宮の三輪鳥居

三輪鳥居から正面には白峰宮(旧崇徳上皇社)

白峰宮から三輪鳥居、天王寺は写真の右手

79番天皇寺の手水舎

79番天皇寺の本堂

79番天皇寺の本堂

79番天皇寺の本堂

79番天皇寺の大師堂

79番天皇寺の大師堂

79番天皇寺の納経、墨書き御朱印と開創1200年記念スタンプ Osamekei of Tennouji with the retractor 1200 Memorial special stamp.

79番天皇寺の本尊御影 Principal image card of Tennouji temple is usually black and white. The red card is the retractor 1200 Memorial special.

☆☆
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2016 逆打ちくるま遍路記事はこちらから 
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☆☆


Shikoku pilgrimage 88
2014-11-02
80番国分寺 ( Hakugyuzan Kokubunji, 80th of Shikoku pilgrimage 88 ) 
Above sea level 34m
第80番札所 白牛山 国分寺 (はくぎゅうざん こくぶんじ) 
本尊  千手観世音菩薩  (せんじゅかんぜおんぼさつ 行基菩薩作)
真言  「おん ばざらたらま きりく そわか」
開基  行基菩薩
宗派  古義真言宗御室派別格本山
御詠歌 くにをわけ のやまをしのぎ てらでらに まいれるひとを たすけましませ
所在地 香川県高松市国分寺町国分字上所2065番地
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☆ 国分の町へ入り国道から左へ折れて仁王門を入ると右に七重塔跡があり、十五個の礎石が残り、いまは石造の七重塔(鎌倉時代)が建っている。この前にある銅鐘(重文)は奈良時代の鋳造。大蛇の伝説や高松城の時鐘の伝説で知られた古鐘である。正面の本堂の前は金堂跡で三十三個の礎石がある。橋を渡ると創建当初の講堂跡に建てられた本堂がある。九間四面の入母屋造り、本瓦葺きで鎌倉中期の建築といわれ天正の兵火にも免れ、堂内にご本尊の千手観世音が奉安されている。縁起によれば、天平十三年(七四一)聖武天皇の勅願によって行基菩薩が開基しご本尊を刻まれた。後に弘法大師が留錫して尊像を補修され、霊場に定められた。ご本尊は一木造りの高さ五・二㍍の立像で、裳には牡丹の絵模様や円形の散らし模様が描かれ、お顔には髪や毛を墨で描き、唇には朱が施されている。大師堂は多宝塔形式で、堂内で休息もでき、千体地蔵が安置され、納経所にもなっている。☆ (四国ネットより)

33号まで戻って右折予讃線沿いの33号を東へ、11号下をくぐり国分駅を過ぎると80番国分寺

80番国分寺の山門

80番国分寺の山門

80番国分寺山門の仁王像

80番国分寺山門の仁王像

山門からの参道

80番国分寺の境内

奈良時代の金堂礎石群

手水舎

本堂

本堂

本堂

本堂左前の遍路大師

本堂左前へんろ大師と並ぶ延命地蔵尊像

延命地蔵尊像うしろからの本堂

大師堂中門横の修行大師像

願掛け不動明王、後ろの塔は中門の中の大師堂

縁結社

縁結社

七福神

七福神

80番国分寺の境内

北向地蔵尊

山門をいずる

80番国分寺の納経、墨書き御朱印と開創1200年記念スタンプ Osamekei of Kokubunji with the retractor 1200 Memorial special stamp.

80番国分寺の本尊御影 Principal image card of Kokubunji temple is usually black and white. The red card is the retractor 1200 Memorial special.

☆☆
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この日は80番国分寺の山門を出て左門前の 旅館えびすや に宿泊

〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分2066−1  電話087-874-0567

旅館えびすやの夕食の膳、この日の宿泊客は9名で全員がお遍路さん、カナダ人男性と日本人の歩き遍路カップル、中高年男性3人組歩き遍路は別格20霊場も回っておられる登山仲間、ひとり歩き中高年の女性とひとり歩き中高年男性と車遍路の我々2人でした。

刺身小鉢

野菜の炊き合わせ

魚の甘露煮

キュウリにたたき梅

シイタケの佃煮だったかな?

11月03日の朝食

11月03日の朝食の梅干、カナダからのお遍路さんもは上手に箸返しをして梅干を自分の皿にとって食べていました、食事のマナーをよく知っているのに感心しました。 私ども以外の遍路客は歩いて81番札所に上られると言うことに宿のおかみさんがその道順を詳しく説明されておられました。 「今日は皆さん何処まで歩かれるのですか? 宿は何処に取りましたか? 」と宿のおかみさん。 それは長年の経験で次の宿泊先は大よそどのあたりになるかを把握しておられるからです。この日歩き遍路には83番一宮寺の 「天然温泉きらら」 を宿泊先に推奨。 歩き遍路三人組は別格19番香西寺を廻るので宿は鬼無(きなし)に宿を取ったと説明していた。 親切な宿は予約時に 「88箇所歩き遍路ですと電話で言うと」 「今朝はどこの宿からの歩きですか?」 と聞いてくれる、それはへんろ宿屋の経験で歩けるか否かを把握しておられ確認してくれる場合が有るのです。 宿屋にとって困るのは予約して着ないお遍路がままおられる事、途中で事故でもしてないか心配はするし食事を準備している都合もあるため着ない場合は早めに 「キャンセルの電話をしてほしい〜」 とえびすやのおかみさんは言ったおられました。